Mac

bootstrap.sh の実行と修正 - M1 MacBook Air インストール覚書(12)

はじめに 昨晩までに主なシステム環境設定が終了したので、これから各種アプリをインストールしていきます。せっかくdotfiles における bootstrap.sh の対応 - M1 MacBook Air インストール覚書(3) - hkob’s blog にて dotfiles の bootstrap.sh を準備しま…

箱出しから初期設定まで - M1 MacBook Air インストール覚書(11)

はじめに ようやく MacBook Air が届きました。 これから順番に設定していきます。 箱出しからアカウント設定まで 普段はケースはつけないのですが、かなり持ち歩きそうなので、elago の Ultra Slim Case を付けてみました。ちょっと重くなりますが、守られ…

tmcit-brew tap の作成 - M1 MacBook Air インストール覚書(10)

はじめに 昨日の depends_on :osxfuse に関しては、depends_on :osxfuse for macFUSE · Issue #9401 · Homebrew/brew · GitHubという形で Feature suggestion を送りました。深夜のうちに対応があり、osxfuse に関しては以下のような形になると連絡がありま…

野良 homebrew Formula の作成 - M1 MacBook Air インストール覚書(9)

はじめに 昨日、homebrew-cask の方は簡単にいったのですが、本家の Formula はだいぶ苦戦しました。すでにあるものをコピーして修正しても、その Formula があることをうまく認識してくれない状況が改善しませんでした。 ということで、基本に忠実にHomebre…

野良 homebrew-cask の作成 - M1 MacBook Air インストール覚書(8)

はじめに 会計から取引先に確認してもらいましたが、未だに納期未定とのことです。 発表時に発注したのにどれだけバックオーダー抱えてるんだろうか。 後から発注した人で Apple に直発注された人がいたら、そっちの方が早く届きそうです。 待ちぼうけしてて…

Big Sur の環境設定(4段目) - M1 MacBook Air インストール覚書(7)

日をまたいでしまいましたが、続いて 4 段目も確認していきます。 ディスプレイ - ディスプレイ Intel Mac M1 Mac ディスプレイ (Intel) ディスプレイ (M1) 初代の Retina MacBook Pro (2012) は、解像度が 2880×1800 で疑似解像度が1440×900で使うのがデフ…

Big Sur の環境設定(3段目) - M1 MacBook Air インストール覚書(6)

引き続き 3 段目の設定を確認していきます。 ソフトウェアアップデート Intel Mac M1 Mac ソフトウェアアップデート (Intel) ソフトウェアアップデート (M1) ソフトウェアアップデート - 詳細 (Intel) ソフトウェアアップデート - 詳細 (M1) ソフトウェアア…

Big Sur の環境設定(2段目) - M1 MacBook Air インストール覚書(5)

記事が長くなったので、システム環境設定の2段目を確認していきます。 インターネットアカウント Intel Mac M1 Mac インターネットアカウント (Intel) インターネットアカウント (M1) とりあえず iCloud は設定します。あとは個人の Gmail アカウント、職場…

Big Sur の環境設定(1段目) - M1 MacBook Air インストール覚書(4)

背景 MacBook Pro は研究室に据え置きに変更し、バックアップも NAS に変更しました。 1回目のバックアップはかなり時間がかかるので、この週末は Big Sur に変更した MacBook を自宅に持ち帰ってきました。 せっかくなので、Big Sur で変わったことを確認し…

dotfiles における bootstrap.sh の対応 - M1 MacBook Air インストール覚書(3)

背景 新しいマシンを導入するたびにセットアップに時間をかけるのは大変です。このため、私の場合は、以下のように bootstrap.sh コマンドを実行するだけで環境構築ができるようにしています。 bash -c "$(curl -L https://bitbucket.org/hkob/dotfiles/raw/…

既存環境の環境変更 - M1 MacBook Air インストール覚書(2)

既存環境の変更 MacBook Air M1 はまだ届きそうもないので、事前戦略の通りに先に既存環境を変更しておきます。 MacBook Pro (15-inch, 2019) これまで外部アクセスは CalDight TB3 Plus で運用していました。今回、据置に変更になるので Tuneware のALMIGHT…

セッティングのための事前調査 - M1 MacBook Air インストール覚書(1)

対象となるマシン 以下の MacBook を購入しました。US Keyboard にカスタマイズしたため、現在配送待ちです。 Apple MacBook Air (M1, 2020) メモリ: 16GB SSD: 1TB キーボード: US(米国) これまでの調査内容 MacTeX MacTeX About Arm: Arm 対応済みとのこと…

Mac 設定記録

Mac 設定記録 個人的に MacBook などを設定した記録を残しておきます(インストールしたアプリはこちら、インストールスクリプトはこちら) Alfred の詳細設定 - M1 MacBook Air インストール覚書(23) - hkob’s blog Ubuntu との NFS mount および現在のデスク…

To Do の引越

Spark + Todoist 連携環境の喪失 これまでタスク管理に OmniFocus や VoDoo などを経て、Todoist に落ち着いていた。今は年間の Premium 契約をしている(3月まで有効)。 Todoist では Google Calendar の特定のリストにイベントを書き込むことで、自動的に T…

メールの引越

今日付で学内のオンプレミスのメールサーバから Microsoft 365 に引越することになりました。いつものようにやっていることを忘れそうなので、覚書を書いておきます。 Microsoft 365 の有効化 すでに法人の方でアカウントやチームなどは設定済とのこと。パス…

時間・時刻を計算する関数を使う - 情報処理IIレジュメ(10)

時間・時刻関数を使ったプログラム作成 以下の問題を計算するプログラムを作成せよ。なお、手計算の結果と比較すること。 プログラムは一度に作成するのではなく、1 問ずつ順に作り上げていく方がよい。 すべての計算が終了し、検算が正しければプログラムと…

Elm + Webpack の Electron 化 - Elm + Electron + Webpack 覚書(3)

はじめに electron-webpack を拡張しようと思ったが、ブラックボックスの部分が多くて、何をやっているのかがわかりにくいので、 GitHub - johnomarkid/elm-electron-webpack: A guide, not a template, for building electron apps with elm and webpack を…

時間・時刻を計算する関数 - 情報処理IIレジュメ(9)

仕様 時刻または時間の時・分・秒を整数配列で保持することとする。 例えば、 2 時 34 分 56 秒という時刻であれば、以下のように長さ 3 の整数型の要素を持つ配列を用意するものとする。 ここで、HH、MM、SS などを定数で定義しているのは後で日付などが追…

Elm を導入 - Elm + Electron + Webpack 覚書(2)

1. Elm のインストール elm はコマンドとしても使うので、グローバルにインストールする。また、自動でフォーマットを整形してくれる elm-format も一緒にインストールしておく。 yarn global add elm elm-format elm-format はコマンドを直接起動するのでは…

Electron 設定編 - Elm + Electron + Webpack 覚書(1)

1. はじめに Electron のみ、Elm のみの記事はかなり多いのだが、Webpack でデプロイするところまで書かれたものがあまりない気がする。自分の勉強のために、やったことを記録してみる。知らないことだらけなので、途中失敗したりするかもしれないが、それも…

C言語の復習とデバッガの利用 - 情報処理IIレジュメ(8)

1. はじめに 来週からの配列の学習に入る前に、昨年度の配列とポインタの復習を行う。 また、私の授業内での表記法についても解説する。 2. 復習用のプログラム 今回は、以下に示すプログラムで配列とポインタの関係について、復習していく。 まず、arrayTes…

テストファーストプログラミング - 情報処理IIレジュメ(7)

1. はじめに 後期からの授業では複数人で一つのソースコードを共有して編集することがある。 複数人で共同してソフトウェアを書く場合には、皆で共通のコーディング規約を制定することが多い。 私の授業の範囲内では、moodle で配布したコーディング規約にし…

C言語開発環境の構築(macOS) - BYOD PC のセッティング(23)

1. はじめに macOS の場合には、Homebrew を入れた時点で開発環境はインストール済である。そのため、別途余計なものをインストールする手間はない。 2. 開発環境の構築 電気電子では 4 年まで C 言語での開発を実施する。学生の環境がバラバラなので、独自…

LaTeX、Word によるレポート作成 - 情報処理レジュメ(6)

1. はじめに 電気電子工学コースでは、3年生からレポートを電子的に提出する。これまでの図の作成、グラフの作成を受けて、これらをレポートしてまとめる作業を説明する。今回の授業は、先にそれぞれの方法を説明し、後半で実際に演習をやってもらうことにす…

gnuplot を使いこなす - 情報処理IIレジュメ(5)

1. はじめに データ処理を行うには Excel は便利だが、グラフを描くために色々とマウスで作業が必要であり面倒である。マウスで設定作業をするのは、初心者が手探りでグラフを作成できるという意味ではいいのだが、慣れても作業効率が上がらないのが厳しい。…

画像ファイルの取り扱い(ビットマップ vs ベクトル形式) - 情報処理II レジュメ(4)

1. はじめに 今後、レポートに回路図やブロック図など多くの図を描くことになる。ここでは、そのときに利用するソフトウェアについて解説する。 まず最初にビットマップ形式の画像とベクトル形式の画像について比較し、なぜベクトル形式で図を書かなければな…

(番外編) octave のインストール(macOS) - BYOD PC のセッティング(21)

はじめに 例年の第五学年の信号処理の授業では、Mac 室にて MATLAB を使って演習を行なっていた。残念ながら MATLAB を学生が利用することはできないので、互換ソフトウェアである octave をインストールしてもらう。 インストール Homebrew で入る octave …

Visual Studio Code による LaTeX 編集 (macOS) - BYOD PC のセッティング(19)

はじめに macOS であれば TeXShop などの LaTeX 専用のエディタがあるのだが、Visual Studio Code で LaTeX 環境を作った方が使いやすい感じがしたので、記事にしてみた。Windows 版とほぼ内容は一緒なのだが、念のため別記事にしておく。 .latexmkrc の作成…

(番外編) ゼミナール Ruby 開発環境の構築(macOS) - BYOD PC のセッティング(17)

はじめに (注意) この記事は小林研究室に所属するゼミナールのための記事なので、3年生は読み飛ばして欲しい。 今年度ゼミナール所属学生のうち、半数以上が macOS ユーザではなかった。macOS ユーザだったら、「Homebrew でこれだけ入れといてね」で済むの…

ngspice と logisim-evolution のインストール (macOS) - BIOS PC のセッティング(15)

はじめに 今回は私以外が担当する授業のソフトウェアのインストールを解説する。 アナログ電子回路I の授業では電子回路の特性計算のために ngspice を利用する。以前、ngspice は Homebrew でもインストールできたが、現在インストールできるものはグラフ描…