2012-01-01から1年間の記事一覧

既存データの流し込み

データ構造が確定したので、古いデータをデータベースに流し込みます。今回のシステムは閲覧専用なので、データの補充はこの作業のみとなります。旧システムは key-value 形式で書かれたテキストを読み込み、更新された情報に関わるページを自動的に作成する…

STI モデルの仕様(テスト)と実装の記述

モデルの設計が終わったら、実際にモデルクラスを記述します。STI に絡む部分は今までと若干異なったので、メモをしておきます。モデルクラスおよびテーブルは Generator を使うことで、自動的に構築されます。 r g model device type:integer keyword:strin…

モデルクラスの設計

まだ、全部のデータがインポートされていませんが、現状の ER 図(属性は省略)は以下のような感じ。先々週に示したように、STI で設計する Device には、Album(アルバム)、Single(シングル)、Video(ビデオ/LD/DVD)、Youtube(YouTube) という小クラスが存在し…

単一テーブル継承(STI)によるモデル設計

アルバム、シングル、ビデオは曲に対して対多な関係にあるなどデータ構造が非常に似通っています。そこで、Album, Single, Video というクラスに対して、これらの共通な親クラス Device を作りました。オブジェクト指向の常として、共通なメソッドについては…

アプリケーションの i18n 対応

復元しようとしている森高千里さんのページは、日本語版だけでなく英語版も用意していました。当時は海外のファンも多かったですし、World Wide Web 自体も海外の方が進んでいたためです。実際 米Yahoo からリンク掲載依頼があり、日本のサイトより先に Yaho…

Rails アプリの作成

予告通り、森高千里さんのデータベースの構築について書いて行きます。現在進行中なので、あとから表記を修正する可能性が多分にあります。まずは環境の設定から。Rails は 3.2、Ruby は 1.9.3、View は HAML、テストに rspec, autotest, spork, watchr を使…

森高千里データベースの復元

私が森高千里さんのデータベースを公開し始めたのは、mosaic というブラウザが使われていた頃(平成5年頃)でした。新し物好きの私は、HTML を直書きして当時はまっていた森高千里さんのデータをまとめていました。最初は森高 MLで流れてきた情報をひたすら手…

Mac の LaTeX 環境の設定

Mac

アプリケーションの設定 Mac 上の LaTeX 環境は MacTeX に移行しました。詳しい話は、奥村先生の TeX Wiki を見てもらえばよいので、概要だけ書きます。 MacTeX のインストール を行います。 日本語環境の整備 を行います。 TeXShop の設定 を行います。 画…

MacBook Pro retina ディスプレイの設定(3)

Mac

Mountain Lion が発売されたので、早速インストールしました。Mountain Lion についてはいずれ別の機会でまとめます。今日はちょっとした自作のツールを一つ紹介します。 Mac のファイル管理について 以前はファイルを項目ごとにフォルダに整理して管理して…

MacBook Pro retina ディスプレイの設定(2)

Mac

homebrew のインストール 今まで、MacPorts を使ってきましたが、Proxy 下では rsync が使えなくていろいろと面倒でした。homebrew は http 経由の git を使用するためプロキシを適切に設定すればプロキシの下でも運用できるので移行しました。MacPorts に比…

MacBook Pro retina ディスプレイの設定(1)

Mac

先週金曜日に MacBook Pro Retina ディスプレイ(以下、rMBP と略します)が届きました。教務室で使うマシンとして使いますが、日野キャンパスへの研究連絡のためにも使いたいので、内部には研究用のデータのみを入れることとし、学生の個人情報や授業に関する…

ブロックマッチングのプログラム本体 (Matlab)

先週の金曜日に MacBook Pro Retina ディスプレイが届きました。そのせいで、この記事を投稿する時間が取れませんでした。Mac の設定ネタもたまりましたが、ブロックマッチングの本体の説明が残っていたので紹介しておきます。 % mobile1 と mobile2 という…

グレースケール画像クラス MonoDouble のその後(Matlab)

以前紹介した MonoDouble ですが、その後も必要に応じて拡張しています。少しだけ紹介します。 プロパティが増えました。前回はブロックはブロックサイズでしか移動しませんでしたが、個別に移動量(shiftWidht, shiftHeight)の設定も行えるようにしています…

RSS の管理

昨年の日記で iPad のRSS 管理に Reeder を使っていると書いていますが、現在は Mr. Reader を使うようになりました。このソフトの良い点(移行したポイント)を以下に挙げます。 スクロールで既読にできる Mr. Reader では一覧表示で詳細文書の一部が表示され…

特殊なアクションの追加方法(OmniFocus)

GTDの肝は頭の中にあるものを吐き出すことにあります。そのためには、OmniFocus にアクションをひたすら入力する必要があります。OmniFocus はアクションの入力になるべく手間のかからないように細かい工夫がされています。 Mac版について プロジェクト入力…

OmniFocus の基本(コンテキスト、パースペクティブ)

コンテキストについて 各アクションはプロジェクトに所属すると同時にコンテキストも設定します。コンテキストは、どのような状況でアクションを実行するかを設定するものです。たとえば、コンピュータのソフトウェアアップデートなどをしている時には、コン…

OmniFocus の基本(プロジェクト)

プロジェクトについて OmniFocus のアクションは必ず何処かのプロジェクトに所属します。一つのプロジェクトの下には、さらにサブプロジェクトを登録することもできます。また、アクションの下にサブアクションを登録することもできます。そのため、どこまで…

OmniFocus の連携について(はじめに)

これまで、domoTodo、VooDo とGoogle カレンダーと同期する ToDo ソフトを使ってきました。これらの件はここでも記事にしています。ただ、今年の校務はイベントが多く、かなり先の予定まで把握する必要があるため、普通の Todo ソフトでは歯が立たないことが…

グレースケール画像クラス MonoDouble の実装(Matlab)

設計、テストときて、最後の実装です。実際には一つテストを書いては実装して、適度にリファクタリングしてを繰り返しているのですけど、それをいちいち書いていたら大変なので。全部を一気に説明すると大変なので、部分ごとに説明します。 クラスファイルの…

グレースケール画像クラス MonoDouble のテスト作成(Matlab)

testing framework のインストール Matlab の testing framework にもたくさんあるようだけど、本家 mathworks で紹介されていたので、matlab_xunitを使ってみました。ダウンロードしたものを展開して、パスを通すだけでよいようです。 テストの実行 テスト…

グレースケール画像クラス MonoDouble の設計(Matlab)

Matlab を購入して自由に使えるようになったので、オブジェクト指向及びテストファーストプログラミングを始めてみました。すでに作成して動いているものですが、ちゃんとした設計仕様書を残していないので、せっかくなのでまとめ直してみます。 設計理由 8b…

近況報告

すっかりこっちはお留守にしていましたが、いろいろとネタを溜め込んでいたので、久々に復活します。Facebook のノートでもいいんですが、Facebook を心情的に受け入れない人もいるので、オープンなこっちの方がいいかと。 Mac 周り MacBook Pro retina ディ…