特殊なアクションの追加方法(OmniFocus)

GTDの肝は頭の中にあるものを吐き出すことにあります。そのためには、OmniFocus にアクションをひたすら入力する必要があります。OmniFocus はアクションの入力になるべく手間のかからないように細かい工夫がされています。

Mac版について

プロジェクト入力の省略
プロジェクトとコンテキストをいちいち入力するのは面倒なので、プロジェクトを表示した段階で、プロジェクトにアクションを追加します。
期限日、開始日の省略入力
意外と知られてないようですが、カレンダーを表示しなくても、日を表す数字のみを入力すると、自動的にその月のその日に設定されます。できれば、未来の日付を設定してくれると月末が便利になるんですが。
メールでの入力
詳しくはGTDとBlog小ネタ帳 その3 〜Onmi Focusのアクションをメールで追加〜を参考にしてください。私の場合は、「[」で始まるメールをすべてOmniFocus に送っています。メールの送信先Redmine と自分のアドレスだけにしているので、それ以外の人から、括弧で始まるメールが来ても大丈夫です。この結果、誰かが Redmine に私が関連するチケットを送付した場合、自動的に OmniFocus の Inbox に登録されます。近々、Redmine のプロジェクト名を工夫して、自動的にプロジェクトに登録してしまえるようにしてみようかと思っています。また、他の人から送られて来た重要そうなメールについては、件名の先頭に「[」を付けて自分宛に再転送することで、これまた Inbox に登録できます。また、自分が主催するイベントで OmniFocus に未登録のものがあった場合には、「[」をつけて送っています(だいたい登録してあるので、ほとんど例はありませんが)。

iPhone版について

iPhone4S では、Siri を使ってリマインダを登録できます。OmniFocus では、リマインダの領域を監視し、タスクがあった場合に自動的にOmniFocus の Inbox に変換する仕組みが用意されています。この結果、間接的ではありますが、Siri を使ってアクションの追加ができるようになりました。以下のようにすることで、Siri によるアクション登録ができます。

  1. iCloud上のリマインダに OmniFocus 用のリストを作ります。私はそのまま「OmniFocus」にしました。
  2. 環境設定のメール・連絡先・カレンダーにて、デフォルトのリマインダを OmniFocus に変更します。
  3. OmniFocus のリマインダで、「iCloud リマインダ」をオンにします。

あとは、Siriに向かって、何月何日の何時に◯◯をリマインドとしゃべるだけで、リマインダ登録がされ、次回 OmniFocus を開いた時にキャプチャされます。