コンテキストについて
各アクションはプロジェクトに所属すると同時にコンテキストも設定します。コンテキストは、どのような状況でアクションを実行するかを設定するものです。たとえば、コンピュータのソフトウェアアップデートなどをしている時には、コンピュータに関わる仕事はできませんから、「手作業」というコンテキストに入っているアクションでできることを探し、実行します。
またコンテキストには「場所」を指定することもできます。iPhone 版では、GPSを使って現在位置でできることを抽出することもできます。コンテキストを二つ付けることはできないので、一番上の階層で場所を設定し、その下に細かいコンテキストを付ければよいと思います。
パースペクティブについて
OmniFocus は、アクションにフィルタをかけて、必要ない項目を見せなくすることができます。
- 進行状態
- 進行状態によるフィルタリング。すべて、残り、処理可能、次のアクションを選択。
- 期間
- アクションに設定した処理時間(Mac版でのみ設定可能)によるフィルタリング
- フラグ
- アクションに付与したフラグによるフィルタリング
これらを毎回設定するのは大変なので、Mac 版ではパースペクティブという形で保存することができます。Mac 版で設定したパースペクティブは、iPhone や iPad でも表示できます(ただし、コンテキストベースのパースペクティブのみ)。パースペクティブにはフィルタリングだけでなくグルーピングの設定もできます。よく使うパースペクティブは、アイコンとして登録しておくと、簡単に参照できます。
パースペクティブについては「OmniFocus でパースペクティブを使って高速タスク管理を行う!」が参考になると思います。私もここで紹介されている「Planning」パースペクティブは愛用しています。