はじめに
hkob の雑記録の第198回目は、Karabiner-Elements のその他の設定を解説します。
Parameters
Karabiner-Elements のその他の設定画面はそれほど大きな点がないので、まとめて解説します。Paramters はさまざまな時間に関するパラメータ設定を行うものです。

以前のようにこの画面を Notion AI に解説してもらいました。この画面だけではわからないような情報も Web などから取得しているみたいですね。
添付された画像を見ると、Karabiner-Elementsの「Parameters」設定画面が表示されています。この設定画面で調整できるパラメータを詳しく解説します。
type:basic parameters(基本パラメータ)
1. to_if_alone_timeout_milliseconds: 1000
- 機能: 単独キー押し時のタイムアウト時間
- 詳細: キーを単独で押した場合(他のキーと組み合わせずに)の判定時間を設定します。例えば、Ctrlキーを単独で押した時にEscapeキーとして動作させる設定がある場合、この時間内に他のキーが押されなければ単独キー押しとして判定されます
- デフォルト値: 1000ミリ秒(1秒)
2. to_if_held_down_threshold_milliseconds: 500
- 機能: 長押し判定の閾値時間
- 詳細: キーを長押しした際の判定時間を設定します。この時間を超えてキーが押され続けると「長押し」として認識され、長押し用の動作が実行されます
- デフォルト値: 500ミリ秒(0.5秒)
3. to_delayed_action_delay_milliseconds: 500
- 機能: 遅延アクション実行までの待機時間
- 詳細: 遅延アクション(delayed action)が実行されるまでの待機時間を設定します。これは複雑なキーマッピングで、一定時間待ってから特定の動作を実行したい場合に使用されます
- デフォルト値: 500ミリ秒(0.5秒)
4. simultaneous_threshold_milliseconds: 50
- 機能: 同時押し判定の閾値時間
- 詳細: 複数のキーを「同時に」押したと判定するための時間の閾値を設定します。この時間内に複数のキーが押された場合、同時押しとして認識されます。値が小さいほど厳密な同時押しが要求されます
- デフォルト値: 50ミリ秒(0.05秒)
type:mouse_motion_to_scroll parameters(マウススクロールパラメータ)
5. speed: 100
- 機能: マウスカーソル移動をスクロールに変換する際の速度
- 詳細: マウスの動きをスクロール動作に変換する機能を使用している場合の、スクロール速度を百分率で設定します。100%がデフォルトの速度です
- デフォルト値: 100%
設定のポイント
これらのパラメータは、Karabiner-Elementsでより高度なキーマッピングを行う際に重要な役割を果たします:
- 反応速度の調整: タイムアウト値を短くすると反応は早くなりますが、誤動作の可能性も高くなります
- 使用感の最適化: 個人の入力スタイルに合わせて調整することで、より快適な使用感を得られます
- 複雑なマッピング: 単独押し、長押し、同時押しなどの組み合わせで、非常に柔軟なキーマッピングが可能になります
これらの設定を適切に調整することで、より精密で使いやすいキーボードカスタマイズが実現できます。
Devices
次の Devices の画面は以下のようになっています。基本的には現在接続されているデバイスが表示されているようです。これは説明の必要はないでしょうか。

Virtual Keyboard
次は Virtual Keyboard です。こちらもキーボードのタイプと Mouse key の cursor speed の設定だけのようです。

Profiles
次は Profiles です。複数のプロファイルを設定できるようですが、私は Default profile のみを利用しています。

UI
次はUI です。こちらもメニューバーの設定と通知ウインドウの設定くらいです。

Update
次は Update です。こちらは Update の確認と、Office website などへのリンクが用意されています。

Misc
次は Misc です。

こちらも Notion AI に解説してもらいましょう。
添付された画像のKarabiner-Elements設定画面について、日本語で詳しく解説します。
Multitouch Extension(マルチタッチ拡張)
Enable Multitouch Extension (Default: off)
- 機能: マルチタッチ拡張機能の有効/無効を切り替え
- 詳細: この機能を有効にすると、トラックパッドやマウスのマルチタッチジェスチャーをカスタマイズできるようになります
- デフォルト: オフ(無効)
- 注意: 画面に表示されているように、この設定はハードウェア固有のものです。Karabiner-Elementsの設定を別のMacにインポートする際、マルチタッチ拡張の有効状態は引き継がれません
Export & Import(エクスポート・インポート)
Open config folder (~/.config/karabiner)
- 機能: Karabiner-Elementsの設定フォルダを開く
- 詳細: 設定ファイルが保存されているフォルダ(~/.config/karabiner)をFinderで開きます
- 用途: 手動でJSON設定ファイルを編集したり、設定をバックアップしたりする際に使用
System default configuration(システム標準設定)
設定の概要
- 機能: ログイン前でもKarabiner-Elementsを使用可能にする設定
- 詳細: システムの標準設定として現在の設定をコピーすることで、macOSのログイン画面でもキーマッピングが適用されます
- 要件: 管理者権限が必要
Copy the current configuration to the system default configuration
- 機能: 現在の設定をシステム標準設定にコピー
- 用途: ログイン画面でも同じキーマッピングを使いたい場合に使用
System default configuration is not set.
- 状態表示: 現在システム標準設定が設定されていないことを示しています
その他の設定項目への影響
この画面の設定は、Karabiner-Elementsの基本機能を補完する重要な要素です:
- マルチタッチ機能: トラックパッドの複雑なジェスチャーもカスタマイズ可能
- 設定管理: 設定のバックアップや共有が容易
- システム統合: ログイン前からキーマッピングを適用可能
これらの設定を適切に活用することで、より包括的で使いやすいキーボードカスタマイズ環境を構築できます。
Expert
Uninstall, Log, Quit などは設定ではないので、飛ばします。最後は Expert です。

こちらも細かいので、Notion AI に解説してもらいます。
添付された画像のKarabiner-Elements設定画面について、日本語で詳しく解説します。
この画面はExpert(エキスパート)モードの設定画面で、上級者向けの機能が含まれています。
Expert mode(エキスパートモード)
Enable unsafe configuration (Default: off)
- 機能: 安全でない設定の有効化
- デフォルト: オフ(無効)
- 警告内容:
- 安全でない設定を有効にすると、設定UIでフールプルーフ機能が無効になります
- リモートマシンからKarabiner-Elementsを停止する準備ができていない限り、有効にしないでください(例:スクリーンシェアリングを使用している場合)
- 許可される機能:
- Devicesタブでのポインティングデバイスの有効化
- Simple Modificationsタブでの左クリックの変更
Options(オプション)
Filter useless events from specific devices (Default: on)
- 機能: 特定のデバイスからの無用なイベントのフィルタリング
- デフォルト: オン(有効)
- 対象デバイス: Nintendo's Pro Controller(USB接続)
- フィルタリング内容:
- 何も押されていない時でも高頻度で送信されるボタンのon/off イベント
- スティックが全く動かされていない時でも継続的に送信されるスティックの傾きイベント
Reorder same timestamp input events to prioritize modifiers (Default: on)
- 機能: 同じタイムスタンプの入力イベントを並び替えて修飾キーを優先
- デフォルト: オン(有効)
- 注意: キーボードがハードウェアマクロをサポートしており、一度に複数のキーを送信する場合で、修飾キーの順序が変わることに気づいたら、この設定をオフにしてください
Delay to grab device(デバイス取得の遅延)
1000 milliseconds (Default value is 1000)
- 機能: デバイスを取得するまでの遅延時間
- デフォルト値: 1000ミリ秒(1秒)
- 警告: 不十分な遅延(例:0)に設定すると、Karabiner-Elementsを終了した後にデバイスが使用不能になることがあります(これはmacOSの問題で、デバイスを抜き差しすることで解決できます)
設定のポイント
これらの設定は主に以下の場面で重要です:
- ゲームコントローラー使用時: Nintendo Pro Controllerなどの特定デバイスでの不要なイベントを除去
- 高度なキーマッピング: 複雑な修飾キーの組み合わせを使用する場合
- デバイス管理: USB接続の安定性を確保するための遅延調整
- システム統合: より深いレベルでのキーボード制御が必要な場合
これらの設定は通常のユーザーには必要ありませんが、特定の問題に遭遇した際や、より高度なカスタマイズを行いたい場合に有用です。
おわりに
今日解説した設定については、私は何も変更していません。いくつか気になるものがあったので、後日設定するかもしれません。とりあえず、 Karabiner-Elements については、ここまでにします。明日から何を解説するかはまだ決まっていません。