はじめに
hkob の雑記録の第194回目は、Karabiner-Elements で設定できるキーの一覧を確認してみます。
Simple Modifications
昨日は Simple Modifications で設定されているものを紹介しただけでした。ここで、Add item をクリックすると、新しいキーのマッピングを設定できます。今回は、For all devices で設定しているので、全てのデバイスで有効ですが、特定のキーボードだけに対応させることもできます。

Simple Modifications は 1対1 のキーマッピングを設定できます。Modifier keys だと caps_lock や left_control などの装飾キーが選べます。ここからそれぞれのグループの中を覗いてみます。

Controls and symbols には以下のような記号群があります。

Arrow keys にはカーソルキーやページアップダウンなどがあります。

Letter keys には a から z までのアルファベットがあります。

Number keys には 1 から 9 までの数値キーがあります。

Function keys には f1 から f24 までのファンクションキーがあります。

Media controls にはメディアに関するキーがあります。

Keypad keys にはテンキーなどに存在するキーが揃っています。

Keys in pc keyboards には Windows PC 用のキーボードに存在するキーがあります。

International keys は正体不明です。何に存在するキーなのでしょうか?

Japanese は mac のキーボードにある「英数」「かな」、Windows のキーボードにある「無変換」「変換」「かな」があります。

Mouse buttons はマウスのボタンがあります。button32 まであるんですね。なぜか変換前に button1 が選択できない理由はよくわかっていません。変換後には button1 がありました。

D-pad も正体不明でした。

Application launch keys は、アプリケーションの起動や切り替えなどがトリガーになるようです。

Generic GUI application control keys は GUI のアプリケーションコントロールに関するイベントを拾う感じでしょうか?

Remote control buttons はメニューバーにあるボタンや Picture in picture の変更時をトグルにできるようです。

Generic desktop keys は system sleep だけでした。

その他の機能はこれまでになかった細かなものが揃っています。

おわりに
今回は Karabiner-Elements で設定できるキーの一覧を確認しました。実際に存在するキーだけでなく、たくさんのイベントも拾えることを今さらながら理解しました。