プロジェクトについて
OmniFocus のアクションは必ず何処かのプロジェクトに所属します。一つのプロジェクトの下には、さらにサブプロジェクトを登録することもできます。また、アクションの下にサブアクションを登録することもできます。そのため、どこまでがアクションでどこからプロジェクトなのかは微妙なところです。ただ、iPad のレビューはプロジェクト単位で行うので、レビューがやりやすいくらいの大きさまでをプロジェクトにすればよいと思います。わからないうちは、大きなプロジェクトの下を全部アクションの入れ子で作り、思い立った時に「プロジェクトに変換」機能(iPad の場合には移動ダイアログの中にあります)でプロジェクトに昇格させるとよいでしょう。
プロジェクトやアクションの子アクションは、「順次進行」か「並列進行」かを設定できます。OmniFocus の肝は「今できないことをちゃんと隠すこと」ですので、プロジェクトに正しく順次進行を設定することで、手間な日付の登録などをする必要がなくなります。面倒くさがりな私にとって、これは非常にメリットです。
すべてのデバイス(Mac, iPad, iPhone)に共通ですが、プロジェクトや後述するコンテキストの選択時に、キー入力によるフィルタリング機能を使えます。しかも、前方一致ではなく部分一致で検索してくれる優れものです。そこで、私は以下のように各名前の前にアルファベットの頭文字を設定していました。
- T高専
- D文書
- S提出
- D配布
- Eメール
- D文書
ここでは高専のコンテキストの中に、文書というコンテキストがあり、さらにその下に、提出・配布・メールという3つのコンテキストが入っています。この他にも大量のコンテキストがあるので、一覧から選択すると大変です。しかし、コンテキスト入力時に「tds」と入力すると、高専-文書-提出コンテキストが選択肢として抽出されます。日本語だとミスマッチがないのでこの技はかなり有効です。コンテキスト名などを英語にしている時は、若干関係ないものを拾ってしまいますが、Tmcit - Documents - Submit のように指摘したい部分を大文字にすることで、それらを優先的に表示してくれるようになっているようです。
参考までに私のプロジェクトの一部を掲載してみます。今は英語で書いているので、英語化する前のものにしておきます。プロジェクトは種類が多いため、頭文字一文字だけでなく、一位に特定できるように複数文字の組み合わせにしています。
- L授業 (プロジェクト、並列)
- S校務 (プロジェクト、並列)
- OEA教務室 (プロジェクト、並列)
- TM教職員会議 (プロジェクト、順次)
- 第5回教職員会議 (アクション、順次) ... 中に多数のアクションがある
- EAC教務委員会 (プロジェクト、順次) ... 各回のアクションが入っている
- T定期試験 (プロジェクト、順次) ...各試験ごとのアクションが入っている
- TM教職員会議 (プロジェクト、順次)
- OEA教務室 (プロジェクト、並列)
真面目に書き出すとものすごい量のプロジェクトやアクションになります。これらをどうやってフィルタリングし、必要な項目にフォーカスするかが重要になってきます。基本的にプロジェクト画面は、計画を練るモードなので、今やる仕事は後述するコンテキストをベースに行うことになります。
とりあえず今日はここまで。