担任としての利用 (担任用) - Slack を用いたクラス運営 (4)

はじめに

クラス運営用に幾つかのチャンネルを準備している。昨年度の3300クラスで特殊な使い方をしたチャンネルの使い方を紹介する。

1. 000-学級日誌

学生の記事にも書いたが、紙の学級日誌に変わり、電子的に報告させていた。低学年だと他のクラスとの関係から紙の日誌もなくせないかもしれないが、ついでに報告させるといいと思う。学生の出席状況が毎日報告されるので、欠席や遅刻がちの学生などの把握がやりやすくなる。

また、週番Bot を設置することで、毎週の週番切替をシステムが代行してくれる。これは設置方法を別途説明する。

2. 004-試験_課題〆切設定

当初、学生に /reminder コマンドでのリマインダ設定を教えたところ、何人かの学生が当初は設定してくれていたが、だんだん面倒になってきたのか設定されることが少なくなった。その代わり、学生と共有設定した Google Calender を Slack アプリとして連携した。学生がカレンダーにイベントを設定すると、定時イベントは10分前に一日イベントは朝の提示にお知らせが投稿される。また、月曜日に1週間分のイベントをまとめてお知らせすることものできる。このため、学生には各種課題などの〆切をカレンダーに登録してもらうだけでよい。ただし、注意すべきは Classroom の共有カレンダーは学生の書き込み権限がないので、担任が別に用意して、学生を共有する必要があることである。

f:id:hkob:20200425114724p:plain
Google Calender for Team Events

3. 005-遅刻学生調査

教務室から調査があったら、ここに記載する。その際に学生にはスレッドに書かせるように指示を書くとよい。学生が返信したら確認したことを伝えるように「Ok」などのアクションで対応してあげるとよい。

hkob.hatenablog.com