はじめに
Notion Tips の第61回目はタイムラインビューです。テーブルビューと共通の部分は軽く流します。
タイムラインビュー
これまで使っていたデータベース: フルページのビューを「タイムラインビュー」に変換してみると、以下のような形になりました。もし、元のデータベースに日付プロパティがなかった場合には自動的に追加されます。なお、このビューには日付に値が設定されていないページは表示がされません。デフォルトでは現在時刻の位置が中央に赤く表示されており、左右にスクロールすることで過去や未来の位置を表示することが可能です。範囲内にページが表示されていない場合には、左または右端に矢印が表示されます。その矢印にカーソルを合わせると日付が表示され、クリックするとその時刻に移動します。
クリックした結果、8/1 が見えるように過去に移動したことがわかります。また、上の「日付なし(1件)」の部分をクリックすると、日付が設定されていないページの一覧が表示されます。ページが多すぎる場合には、一部を入力して検索することも可能です。右側の「開く」をクリックするとサイドピークでページを確認することができます。また、ページ名をクリックすると適当に日付が設定されます。
時刻は現在表示されている中央部分に設定されるようです。必要であればページを開いて
このビューのオプションは以下のようになります。基本はテーブルビューと変わらないです。他のビューと異なるのはレイアウトメニューと、プロパティメニューになります。
レイアウトのタイムラインを選択すると、タイムラインビューの詳細設定が行えます。それぞれについては下で解説します。
- データベース名を表示: テーブルビューと同様でデータベース名の表示・非表示を切り替えます。
- タイムラインの表示基準: 表示にどのプロパティを使用するのかを選びます。
- 開始日と終了日を別々に設定: これはタイムラインビューのみに設定できる項目です。カレンダービューにも欲しい機能です。現在、ボタンやオートメーションではプロパティの終了時刻を設定することができないため、これらで自動設定したい場合には、どうしても二つのプロパティが必要となります。私のタスク管理でも、開始・終了時刻は別のプロパティで設定できるようにしています。
- テーブルを表示: こちらはプロパティの設定画面でも設定できるのでそちらで説明します。
- ページの開き方: テーブルビューと同じ設定です。
- ページアイコンを表示: これもテーブルビューと同じ設定です。
プロパティ画面は「タイムライン」と「テーブル」の二つのタグがあります。現在はタイムラインに名前が表示されており、テーブルは表示されていません。ここでテーブルタブに切り替えてみます。上のタイムラインメニューにもあった「テーブルを表示」がここにも掲載されています。こちらをオンにしてみます。
オンにするとテーブルに表示するプロパティを選択することができます。
テーブルは左側に表示されます。
タイムラインビューの右側にはいくつかのコントローラがあります。「カレンダーで開く」は Notion Calendar でこのビューを表示します。その隣の「月」の部分は、上記のメニューにおける「タイムラインの表示基準」を示しています。これで表示の粒度を変更することができます。「今日」の左右の不等号はタイムラインのスクロールになります。また、今日をクリックすると現在時刻に移動します。
タイムラインビューではドラッグ&ドロップで日付を移動したり、日付範囲を変更したりすることができます。さらにページの最初や最後の部分にカーソルを合わせると、以下のような矢印が付いた丸が現れてきます。これを別のページに接続することで、ページ間の依存関係を設定することができます。依存関係については、それだけで十分1回分以上のネタになってしまうので、後日これだけで解説することにします。
おわりに
今回はタイムラインビューのオプションについて解説しました。タイムラインビューは後日解説予定の依存関係と相性がよいビューになります。これについては後日ゆっくり解説します。