最近は論文も冊子ではなく，ディジタル(PDF)配布になってきています．以前から PDF を管理するソフトウェアはいろいろとありましたが，Mac と iOS デバイスで簡単に同期ができるということで，最近は iPad 版 Papers を使うようになってきました．同僚の先生から Mac 版の Papers がよいという話は聞いていたのですが，iPad でも使えると言うことで移行しました．
まだ使い始めたばかりで，細かいところまでは使い切れていませんが，以下の点は便利だと思っています．
- オリジナルの PDF を Papers の管理下に名前を変えて保存
- ネットからダウンロードした PDF ファイルは適当なファイル名が付けられていることが多いです．Papers に取り込むと Papers 管理下に移動し，名前を整理して管理してくれるようになります．通常，PDF を別途保存しておく必要はないので，元の場所からなくなるのはファイル管理の点でもうれしいです(移動でなくコピーする設定にもできます)．
- Match により論文情報を自動取得
- 論文のテキスト内容をネットワーク上のデータベースで検索し，論文情報を自動で設定してくれます．
- WiFi での同期
- Mac の Papers2 では iPad の Papers と WiFi を用いて同期することができます．
ネックは値段の高さですかね．誰にでも気軽にお勧めできる金額ではないのですが，Mac 版については Trial があるので試しに使ってみてはいかがでしょうか．
