はじめに
Notion Tips の第40回目はテーブルビューにおける日付プロパティについて解説します。
日付プロパティ
これから説明するたびにプロパティを増やしていきます。今回も日付を増やしました。タイトル以外のプロパティはビューごとに目のマークで表示・非表示を変更できます。
ここで、日付プロパティである「日付」をクリックするとプロパティ名の編集を行うことができます。また、プロパティの種類も変更することが可能です。「このビューでは折り返す」ができるのは、タイトルプロパティと同様です。日付の場合には、「日付の形式」と「時刻の形式」の二つのオプションが変更できます。
日付の形式を選択すると以下のようなメニューが出てきます。2024年8月1日の場合の表示例を示しておきます。
- 完全な日付: 2024年8月1日
- 月/日/年: 08/01/2024
- 日/月/年: 01/08/2024 (日本ではあまりこの表記が使われることはなさそうです)
- 年/月/日: 2024/08/01 (日本で一番使われているのはこの形式でしょうか)
- 相対: 近い日程に関しては、昨日、今日、明日などのような相対表記がなされます。
時刻の形式は非表示、12時間、24時間を選択可能です。19:30 を例にすると以下のように表記が変わります。
- 非表示: 2024年8月1日
- 12時間: 2024年8月1日 午後7時30分
- 24時間: 2024年8月1日 19:30
他のプロパティと同様にプロパティの設定はプロパティのタイトルから実行するのが一番簡単です。
プロパティ入力時のオプション
日付プロパティは入力画面にもたくさんのオプションがあります。下のメニューを順番に紹介していきます。上のテキストで日付を入力することもできますし、カレンダーをクリックして選ぶこともできます。月の横の「<」「>」で月を移動することができます。ただし、一月ごとしか移動できないので、年単位で変更したいときは上のテキストを入れた方がいいです。
デフォルトでリマンイドは設定されていませんが、「なし」のところをクリックすると以下のようにリマインドするタイミングを変更できます。
その下には「終了日」のフラグと「時間を含む」のフラグがあります。そのままの意味なので特に説明しなくてもわかるかと思います。また、クリアを押すことで設定した日付を空にすることができます。「日付の形式とタイムゾーン」をクリックすると、プロパティオプションで設定した「日付の形式」「時刻の形式」をここでも設定できます。さらに、オプションでは設定できなかった「タイムゾーン」も設定可能です。デフォルトでは Notion アプリで設定したものになっていますが、ここで個別に変更することが可能です。
タイムゾーンは大量に出力されるので、検索して絞り込むことをお勧めします。
試しにニューヨーク時間(EDT)に変更してみます。タイムゾーンとは設定している時刻に対するものとなり、表示はあくまで JST になります。このため、8/1 19:30 EDT は 8/2 8:30 JST であるという意味になります。
おわりに
今日は、日付プロパティについて解説しました。日付のオプションはそれほど難しいものはありませんが、タイムゾーンが絡むと少し難しくなります。ただ、表示は常にローカルタイムゾーンのものだという意識があれば、それほど混乱はないのかと思います。