ステータスプロパティのオプション: Notion Tips (39)

はじめに

Notion Tips の第39回目はテーブルビューにおけるステータスプロパティについて解説します。

ステータスプロパティ

これから説明するたびにプロパティを増やしていきます。今回もステータスを増やしました。タイトル以外のプロパティはビューごとに目のマークで表示・非表示を変更できます。

データベースのプロパティ

ここで、ステータスプロパティである「ステータス」をクリックするとプロパティ名の編集を行うことができます。また、プロパティの種類も変更することが可能です。「このビューでは折り返す」ができるのは、タイトルプロパティと同様です。ステータスの場合には、未着手・進行中・完了の候補が自動的に設定されているだけでなく、それらのグループにさらに「+」で候補を追加できます。

ステータスプロパティのオプション

ステータスプロパティはビューごとに表示方法を変更できます。通常はセレクトを使うと思います。ただし、完了作業だけをするビューであれば、チェックボックスにすることで1クリックだけで変更可能となり便利にはなります。

表示方法を変更

グループの右にある「+」をクリックすることで、選択候補を増やすことができます。ここでは、完了グループに「却下」を追加しました。デフォルトで緑色の背景になってしまったので、わざと赤に変えています。

「却下」を追加

色はセレクトなどと同様に「>」をクリックしてメニューから変更します。候補名もここで変更できます。

色を変更

他のプロパティと同様にプロパティの設定はプロパティのタイトルから実行するのが一番簡単です。

プロパティタイトルから設定

セレクトとの違い

ステータスプロパティが追加されるまでは、ほとんどのタスク管理はセレクトプロパティを使っていました。セレクトとステータスは似たような使い方になりますが、以下のような点が異なります。

  1. プロパティを作成しただけで「未着手」「進行中」「完了」の候補が自動的に用意される
  2. 空の状態が存在せず、デフォルトで「未着手」が自動的に設定される
  3. グループの中に複数の候補を追加でき、それらでフィルター設定などができる
  4. チェックボックス表示も可能になる

チェックボックス表示

ステータスボックスはチェックボックスによる表示を行うことができます。チェックを押すと完了になるのですが、先ほど「却下」を下に作ったせいか、完了ではなく「却下」になってしまいました。

チェックボックス表示(却下)

そこで、以下のように完了ブロックの順序を変更して「完了」を一番下にしてみました。

完了の順序変更

今度はチェックボックスをクリックしたら「完了」になりました。チェックボックスの場合には官僚の順序は気にする必要がありそうです。

チェックボックス表示(完了)

以前は、クリックしか設定できなかったのですが、Option/Alt をクリックしながらクリックすることで、チェックボックスの場合でもステータスのポップアップを表示することが可能になりました。これによりチェックボックスでは設定不可能な「進行中」を選択することもできます。

セレクトによる選択メニュー

進行中を設定した場合には、チェックボックスは「-」の表示になります。

チェックボックス表示(進行中)

7. おわりに

今日は、ステータスプロパティについて解説しました。ほぼタスク管理に限定されるプロパティですが、セレクトを使っていた時代からするとかなり楽になりました。