VooDo 2 について(教員のための Mac Tips:番外編1)

背景

月曜日に VooDo を紹介しましたが、翌日火曜日に VooDo のメジャーアップデートとして VooDo 2 が公開されました。これは iOS7 対応になっただけでなく、インターフェースがかなり刷新されました。Mac の話ではないので、あくまで番外編として、新機能を紹介したいと思います。

入力の簡易化

前バージョンは、わかりやすさを第一優先して、日付時刻、場所、タグ、参加者などは各メニュー画面に遷移して入力するというものでした。初心者でも使いやすいものでしたが、慣れてきてもスピードが上がらないため、余計な情報をわざわざ入力しなくなるというパターンが多くありました。また、日付の入力が iOS の標準セレクタでの入力であるために入力しにくいため、多くの人は VooDo ではなく、カレンダーアプリにイベントを登録することで、タスクを入れていた人も多かったようです。こうなるとますますVooDo のタグなどは入力しなくなるという悪循環にはまります。

VooDo 2 では入力画面が非常すっきりし、単なるテキストフィールドになっています。日付メニューを出すボタン、タグを入力するボタン、関係者を入力するボタンなども用意されてはいますが、非常に小さくなっています。もちろんこれらはちゃんと動作しますが、これらを利用しない代替入力方法が用意されたということになります。

日付の入力

タイトル行の終わりに「next wed 15:50」のように記述すると、文字の色が水色に変化します。この状態で改行をすると自動的に翌週水曜日の15:50に日付がセットされます。試しに日本語で「次の水曜」のようにしてみましたが、これでも正しく認識しました。アプリ作者が日本語について理解があるとは思えないので、iOS の日付の構文解析機能を使っているせいかもしれません。日付だけでなく「今晩」とか「明朝」とかでも大丈夫です。
ローカライズされていないアプリなので、日本語がダメかと思っていて、当初は最初に紹介したように英語で入力するつもりでいました。この検証記事を書くにあたりいろいろ試していて、かなりなんでも認識するので日本語でもいいかなと考えているところです。

タグの入力

キーボードの上に出ている#マーク、もしくは文字で#を押すと、タグの一覧が表示され、選択できるようになります。タグの先頭文字を入力すると絞り込みができるので、タグが増えた場合には有効かと思います。そのため、タグは英語にしています。当然ながら、タグは複数個設定することができます。

関係者の入力

キーボードの上の@を押すと、連絡先が開き関係者を入力できます。

サプタスクの入力

行の先頭に-を入力すると、箇条書きとしてサブタスクが入力できます。キーボードが隠れると、- は○に置き換わり、チェックリストになります。この○をタップすると、サブタスクが終了とみなされ、自動的に訂正線が引かれます。

タスクの終了

タスク一覧でタスクを右にスワイプすると、タスクが終了となり、Done に移動します。Done に移動したタスクを戻すにはタスクを左にスワイプします。

タスクの延期・期限見直し

直近のタスクがすぐに終わらないと思ったら、期限を見直す必要があります。日付時刻メニューを表示してもいいのですが、10分後、1時間後、明日、期限なしといった頻繁に使いそうなものは、タスクの左スワイプに準備されています。
逆にかなり先に設定してしまったタスクに対して左スワイプをすると今日、明日、一日遅延、期限なしに簡単に変更できます。

まとめ

このように頻繁に使う機能に対して簡単な操作を結びつけたことで、使い倒す人には便利になったのではないかと思います。おかげで私も VooDo 2 が起動している時間がかなり増えました。Google カレンダーを使っている人は試しに使ってみてください。