はじめに
hkob の雑記録の第232回目は、Notion Mail がローカライズされ、設定などのメニューなどが日本語で表示されるようになったことを解説します。
円谷さんのポスト
円谷さんが以下のポストをしていました。
Notion メールが！！！！！日本語対応してる！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ pic.twitter.com/aLOed93o4y
— 円谷 | Notion公式アンバサダー (@___35d) 2025年8月17日
私のところではまだ英語だったので、View から Force Reload をしてみました。
再読み込みが完了すると確かに「自動ラベル」や「検索する」など日本語のメッセージに変わっています。Starred を選ぶと「該当するメールはありません」と日本語でメッセージが出てきました。
設定の確認
せっかくローカライズされたので、いい機会として設定画面を確認しておきましょう。
受信トレイ
まずは「受信トレイ」です。
言語はとりあえず Notion が対応しているものには全て対応しているようです。
テーマモードはシステムの外観をそのまま使うかライトモード固定かダークモード固定化を選べます。ただ「明るめ」「暗め」の翻訳はどうかなと思います。
スレッドのスタイルは、Notion のデータベースの開閉と同じで「サイドピーク」「センターピーク」「フルページ」を選択できます。
自動進行は「次のスレッドに移動」「前のスレッドに移動」「スレッドを閉じる」のいずれかを選べます。
Notion AI
次は Notion AI です。ここは「自動ラベル」だけがあります。
Gmail フィルター
Gmail フィルターは Gmail 側で設定されているフィルターが表示されています。以前はこんな感じで広告系のメールは From のフィルタで頑張っていた時代の名残がそのまま設定されていました。今なら自動的に Promoted ラベルに自動で割り振られていそうですね。
スニペット
スニペットは簡単な定型文を設定できる機能です。現在、Gmail は受信のみでほぼ送信には利用していないため、ここは何も設定していません。
署名
メール送信していないので、こちらもデフォルトのまま何も変更していません。
アカウント
アカウントでは利用している Notion アカウントが表示されています。必要に応じてデータをエクスポートできるようです。
ビューのオプション
Notion Mail では自分で自由にビューを作成することができます。それぞれのビューでは独自にグルーピングやフィルターを設定できるだけでなく、メールにプロパティを付加することもできます。ここではビューのオプションを見ておきます。
グループ
最初はグループです。デフォルトでは「日付」でグルーピングされているので、Gmail と同じような表示になりますが、メールアドレスまたはドメインなどでもグルーピング可能です。
フィルター
フィルターはオプションメニューだけでなく、上の3本線からも設定することができます。Gmail でも検索することで似たようなことができますが、それをビューとして常に保持して置けるのが便利です。
プロパティ
Notion Mail の一番大きなものは、メールにプロパティを追加できる点です。このビューは今作ったものなので、デフォルトの4つのプロパティしか入っていません。
ここで「プロパティを追加」としてみると、他のビューで設定されている Status や Deadline のプロパティを追加するかどうかが表示されています。
追加すると以下のようになりました。
ステータスは以下のように表示されています。この○の部分をクリックするとプルダウンメニューが現れ、ステータスを変更できます。
ホバーアクションをカスタマイズ
ホバーアクションはスレッドにカーソルを合わせると表示されるメニューです。デフォルトでは、「アーカイブ」「リマインド」「コマンド」の三つが設定されています。
「ホバーアクションを追加」とするとデフォルトの三つ以外に「任意のラベル」「スパムとしてマーク」「返信」「特定のラベルを適用」「ゴミ箱」「既読/未読」「受信登録を解除」を設定できます。
おわりに
今回は Notion Mail のローカライズについて解説してみました。これ以外にもコマンド一覧やショートカットキーの一覧も日本語化されているのですが、すでに長くなってしまったので、ここでは省略しました。
