はじめに
hkob の雑記録の第227回目は、List ページの代替となる一覧ページの作成とデータベースページの管理について解説します。
以前の List page
移行前の森高千里データベースでは、以下のような List page データベースを作成していました。それぞれのページは、基本的には Linked view を用意した一覧表示を行うページとなっています。以前は、Wiki page という概念がなかったために、このようなデータベースを準備していたということです。今回はページ全体を Wiki page にしてしまったので、そのまま Wiki として管理すればいいと思います。

データベースページのまとめ
これまで作成したデータベースは直接見える必要がないので、トグルの下に隠しました。将来的にはさらにページの下に置いてしまってもいいかもしれません。このトグルの上にリストページを作成していきます。

Prefectures のリストページ
まず一番簡単そうな Prefectures のリストページを作成してみようと思います。最初にページを作成し、Prefectures の Linked view を用意しました。Region ごとにグループ化し、Sort order で並び替えます。

この状態でデータベースはこんな感じになりました。

数式で集計を実施
Sort order や ConcertHalls はここに出してもしょうがないので非表示にします。その代わりに ConcertHalls からいくつかの統計処理を追加してみましょう。ここでは、「# of halls」と「Products」を抽出してみました。

「# of halls」はその都道府県でコンサートが開催されたホール数を集計しました。単に length() を計算しているだけです。

「Products」は「この街」という曲の中で紹介されるその土地の名産品の食べ物を掲載したものです。コンサート自体はその県で何度も開催されているのですが、名産は被ることが多いです。この情報は ConcertHalls からリレーションされている Performances に記録されているので、少し数式は長くなります。これは Formula 1.0 とロールアップの時代に取り込むことは困難でした。

このスクリーンショットを撮った時に気づいたのですが、「高度なモード」というスイッチが追加されたようで、最終的な数式の型だけでなく、個々の途中の値の型も表示されるようになっています。
おわりに
今回は、Prefectures のリストページを作成してみました。細かい見た目は後日設定することにして、次に個々の都道府県のページのレイアウトを修正してみようと思います。