はじめに
hkob の雑記録の第55回目は、Alfred Workflows に戻り、Universal Action を解説します。
Universal Actions Trigger
Universal Action trigger は Triggers セクションの 6 番目にあります。
このオブジェクトの解説として、英語のマニュアルが用意されています。
この Universal Action trigger は今のところ私のワークフローでは使っていません。Universal Action 自体を私自身があまり使っていなかったためです。
Universal Actions の復習
Universal Actions については、以前こちらで紹介しています。
実際に上の文章を選択した状態で、Cmd-Opt-\ を押すと以下のようにそのテキストに対して、用意されている Universal Actions が選択されます。macOS 標準のサービスと同様の機能ですね。
Universal Actions の機能はあまり個人的にピンと来ていなかったのですが、自分で作ったワークフローを呼べるとなると話は変わります。これまでサービスで実行していた NotionCodeBlockShortcut などを Universal Actions にすることで、NotionRubyMapping を使った複雑な Notion API の機能を使うことができます。一通りの解説が終わったら、Automator からショートカットアプリに差し替えた NotionCodeBlockShortcut を Universal Actions に移行してみたいと思います。こちらであれば以前書いた NotionRubyMapping のコードベースに戻すことが可能になります。
Universal Actions Trigger の設定
Universal Actions Trigger は以下のような設定が可能です。Notion AI に解説してもらいましょう。
Universal Actions Trigger の設定画面の主な項目を解説します:
- Name(名前): Universal Actions ビューで検索可能な名前を設定します。
- Show for(表示対象): トリガーを表示する入力タイプを選択できます:
- Files(ファイル)
- URLs(URL)
- Text(テキスト)
- Input Arguments(入力引数): トリガーの複数引数の互換性を設定します。画面では「Single」(単一)が選択されています。
画面右上には「Drop an icon above」(アイコンをここにドロップ)というエリアがあり、トリガーのアイコンを設定できます。
また、画面下部には注意書きがあり、ワークフロー内のキーワードとスクリプトフィルター入力を Universal Actions として自動的に扱わないようにするオプションについて説明されています。
プルダウンメニューでは以下の3つのオプションが設定可能でした。
おわりに
これまで Universal Actions は使っていなかったのですが、これまでサービスで実施していたものが、これで置き換えられそうです。近いうちにこれを使ったワークフローを紹介できればと思っています。