日付メンションの設定方法: Notion Tips (112)

はじめに

Notion Tips の第112回目は昨日話題にした日付メンションの作成方法をまとめてみます。

文字列で指定

@ マークの後に、相対的な文字列を指定するとその日付が設定されます。「@明日」と日本語で書いてもいいですが、@tomorrow の方が簡単です。実際には @tom までかけば十分です。

@tom

実際にキーワードで入れられるものをまとめてみました。英語の省略形がかなり便利です。あと、@j などとすると 1月1日などにもできますが、それは後に出てくる数字を書いた方が楽かと。

キーワードリスト

英語キーワード 最短 日本語キーワード 作成された日付
@today @t @今日 2024年10月12日
@yesterday @y @昨日 2024年10月11日
@tomorrow @tom @明日 2024年10月13日
@monday @m @月曜日 2024年10月7日
@tuesday @tu @火曜日 2024年10月8日
@wednesday @w @水曜日 2024年10月9日
@thursday @th @木曜日 2024年10月10日
@friday @f @金曜日 2024年10月11日
@saturday @s @土曜日 2024年10月19日
@sunday @su @日曜日 2024年10月13日
@next sunday @ne su @次の日曜日 2024年10月20日
@last wednesday @l w @前の水曜日 2024年10月2日

数字による日付指定

@10/30 のように / で指定すると日付になります。

@10/30

/ を二つ記述することで年月日になります。- や日本語の文字列は使えません。

@2024/10/23

数字のみで指定

0から23の数字のみを記述すると時間になります。例えば @22 だけ書くとその日の時間になります。

@22

時間は日付と組み合わせできるので、上のものと組み合わせ「@tom 15」のようにすると明日の午後3時という指定ができます。

@tom 15

さらに数字を4桁にすると時間と分を指示したものとみなされます。@1730 のようにすると17時30分になります。

@1730

当然、: を使うことでも分が指定できるのは予想通りだと思います。「17:30」で同じく17時30分になります。数字4桁で書けるのでわざわざ : を書く必要もありませんね。なお、時間についても「@17時30分」のような日本語の表記はできないようです。

@17:30

→ や - を使って範囲指定

Notion 座談会では → (これは - と > を連続して記述すると書けます) を使った時間範囲を解説しました。ただ、もっと簡単に - を書くだけで時間範囲になるようです。 @10-11 のようにすると、今日の10時から11時の時間範囲を設定できます。

@10-11

先ほどのものと組み合わせるとこんなこともできます。

@tom 15-1730

リマインダも設定

日付メンションにはリマインダも設定できます。 正式には @remind なのですが、これも省略形で r だけで大丈夫です。 @r tom 15-1730 で明日の 15:00 から 17:30 にリマインダを設定できます。

@r tom 15-1730

その日にさっとリマインダを設置するだけなら、 @r22 と書くだけです。これは便利ですね。ちょっと使ってみようと思います。

@r22

おわりに

日付メンションが作成できると昨日のテクニックにより、ページ変換時に自動的に時間が設定されます。リマインダがこれだけかなり簡単に設置できるとなると、下手にアラームアプリを立ち上げるより速いですよね。