OS X Lion でのトラブル対応

クラブの合宿、健康診断、台風などイベントが立て込んで、しばらくお休みました。日付が変わってしまいましたが、昨日の日付でエントリします。

私の MacBook Pro は案内があってすぐインストールしたので、ほとんど混雑の影響もなく、素直にインストールできました。二本指スクロールが逆方向になったのは戸惑っていますが、そのうちなれるでしょう。設定で元に戻すこともできますが、WindowsiPad だと後者の方が使用頻度が高いので、そちらと同じにしておいた方がよいかと思っています(ますます Windows を使わなくなりそう)。

早速細かい Tips ですが、Finder にあった「今日」「昨日」というスマートフォルダがなくなっていたので、早速作りました。手順は以下の通りです。

  1. Finder のメニューから、「新規スマートフォルダ」を選択
  2. 条件で「最後にアクセスした日付」を選択
  3. 「以内」のポップアップメニューにて「今日」を選択
  4. サイドバーに表示がチェックされていることを確認して、「今日」という名前で保存する。
  5. 同様に「昨日」「過去一週間」なども作成

用途に応じて、別の条件などを追加してもよいと思います。「今日」というスマートフォルダはかなり便利で、メールや Web ページなどに書類を添付する時に、「今日」フォルダを時間順に表示するようにしておくと、最後に保存したファイルが出てくるので、書類を探す手間が省けます。

また、Snow Leopard 時代の Safari などで三本指の左右移動で前ページ、後ページへの移動ができていたのですが、Lion ではスクロールに変更されてしまいました。元の方がよかったので、環境設定で元に戻しています。

さて、本題のトラブルですが、私のマシンではなく大学の先生のマシンでした。何のトラブルもなくインストールが終了したのですが、いざ環境設定などのボタンをクリックすると、ウインドウ
フォーカスが外れてしまうという謎のトラブルが発生しました。いろいろ調べたのですが、

  • キーボードの設定でタブキーの設定を「全てのコントロール」に変更した場合、キーボードを用いることでボタンは動作する
  • ボタンが反応する部分としない部分がある

という現象でした。

ネットでいろいろと調べたものの全く解決策が見出せなかったのですが、

  • マウスを動かしていると、マウスの形が変化する

という現象を見つけてやっと何が起こっているかがわかりました。

OS X Lion からはウインドウのどの隅でも大きさを変更できるようになりました。この時、マウスカーソルは方向に合わせて形が変わるようになっています。すなわち、マウスカーソルが変わる部分に見えないウインドウがいることを意味しています。となると、犯人探しは簡単でメニューバーに居残っていたとあるアプリを停止したところ、この不可解な現象は収まりました。なぜ、Lion になって不可視なウインドウが出るようになったかはわかりません。それにしても、かなり難解なトラブルでしたね。