はじめに
hkob の雑記録の第275回目は、macOS Tahoe になってから動作しなくなった、NAS へのTimeMachine バックアップを復旧させた件を解説します。
macOS Tahoe における TimeMachine 障害
macOS Tahoe にアップデートしてから、QNAP NAS への TimeMachine が失敗してしまっていました。spartsebundle のマウントまで行われるのですが、そこでディスクが切断されたというエラーが出てしまいます。しばらく調査していたのですが、どうしても改善しないので放置していました。その後、以下のような記事が掲載されていました。
この記事を Notion AI に要約してもらいました。NFD/NFC の問題はことあるごとに再燃しますね。
記事によると、macOS 26 Tahoeでは、NASなどのネットワーク共有ボリュームへのTimeMachineバックアップができない不具合が発生しており、その原因はUnicodeの正規化形式(NFD/NFC)の問題とのことです。この問題はSynologyなどのNASだけでなく、macOSのSMBサーバーでも発生するため注意が必要だと説明されています。
NFD/NFC 対策
しばらくしたら macOS のアップデートで直るのではと思って、今日の Tahoe 26.0.1 まで待ちましたが、復旧しませんでした。仕方なく、以下のポストにあった対策を取ることにしました。要はディスク名に「バ」や「プ」のような文字を含まないものになればいいということですね。
既存のバックアップもボリューム名を「Backups of ○○」に変更したら機能するようになったぽい。
— AKY(あっきー) (@aky_sta) 2025年9月19日
FinderでNASにつないでsparsebundleを開く(それでマウントされる) → ディスクユーティリティを起動してボリューム名を変更 → マウント解除 → Time Machineでバックアップ開始する
まず、QNAP NAS に smb で接続します。この中に hM1Air.sparsebundle というディスクイメージがあるので、DiskImageMounter でマウントします。

マウントされたディスクを見ると、確かに「hM1Airのバックアップ」となっていました。

この名前を「Backup of hM1Air」という名前に変更しました。変更した途端に Backup が始まってしまったので、ディスクのアイコンが TimeMachine のものに変わっていました。

割り当て要領の変更
また、以前設定した時に割り当て容量を 1.5TB に設定してしまっていました。内蔵の SSD が 1TB なので、倍の2TBくらいは用意しておきたいところです。そこで、以下のサイトを確認して割り当て容量を変更して見ました。
まず、destinationinfo でディスクの ID を取得します。
sudo tmutil destinationinfo
その後、その ID を使って、割り当て容量を変更します。
sudo tmutil setquota ID 2000
結果として、以下のように割り当て容量が 2TB に変更されました。ディスクのマウントも成功し、無事にコピーが開始されました。

おわりに
数日間バックアップのない生活だったので、怖い思いをしていましたが、ようやくバックアップのある環境に戻れました。ほとんどの書類情報は Dropbox、iCloud Drive、各種リポジトリにバックアップされているとはいえ、やはりバックアップが動いていないというのは怖いものです。