MacFuse および sshfs の断念 - M1 MacBook Air インストール覚書(20)

はじめに

そういえば事前準備でテストしていた sshfs をインストールしていないことに気づきました。そもそも macfuse は m1 のみの問題ではなかったので、macfuse-hkob と名前を変えました。sshfs も intel マシンでもインストールするので sshfs-macfuse という名前にして、野良 cask, 野良 tap を設定しました。

カーネル機能拡張の問題

上記のように設定した状態で sshfs を実行したところ、いつものようにセキュリティの修正を指示されました。ここで、見たことがないメッセージが表示されていました。

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セキュリティとプライバシー

見ると起動セキュリティ設定で「カーネル機能拡張を有効」に設定するように言われています。

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復旧用環境の設定変更指示

この問題について調べてみました。まず、「システム機能拡張と macOS について - Apple サポート」によると以下のように書かれています。

Apple シリコン搭載の Mac では、場合によっては先に起動セキュリティユーティリティを使い、セキュリティポリシーを「低セキュリティ」に設定して、「確認済みの開発元から提供されたカーネル機能拡張のユーザ管理を許可」チェックボックスを選択しておく必要があります。

システムを低セキュリティにしてまで、sshfs を使おうとは思いません。せっかく cask や Formula を準備しましたが、今回は両方ともアンインストールすることにしました。

アプリインストール(openjdk16) - M1 MacBook Air インストール覚書(19) - hkob’s blog

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