はじめに

hkob の雑記録の第280回目は、場所プロパティを Notion AI だけで設定できたという話を解説します。

みずきさんのポスト

Notion 座談会で内部構造を解析していた場所プロパティですが、同じように緯度・経度情報に気づいた方が自動化されていました。みずきさんがこちらのポストをされています。

全てNotionAIだけでできた話

NotionAIだけでマップビュー作成できました。
①住所から緯度経度を調べてもらう
②マップビューを作成してもらう
コツは一旦緯度と経度を「数値プロパティ」として出してもらうこと。
NotionAIはこれを元にマップビューを作ります。👇保存推奨です。 https://t.co/Ulmtbsd25I pic.twitter.com/uYfOtgyitS
— みずき (@mzk_notion02) 2025年10月4日

その後、X でやりとりをしたところ、座談会の時と同じように「緯度・経度」を登録する必要があるというヒントをもらったとのことです。

ありがとうございます！

私も最初写真のように言われてしまい、いろいろ試してたどり着きました😂
NotionAIだけでも完結できそうなので、色々なユースケースが生まれそうですね pic.twitter.com/kbvbKPIo6L
— みずき (@mzk_notion02) 2025年10月5日

先日のデータベースで検証

前回の記事はこちらになります。なんとか緯度経度を情報として取得して、一括登録できそうだというところで終わっていました。

hkob.hatenablog.com

その時のデータベースに住所、緯度・経度のプロパティを追加してみました。すでに値が入っているのは、Notion AI で結果を入れてしまったからです。

実際に Notion AI には以下のように指示しました。

テキストでも記載しておきます。

名前に書かれた施設の住所を調べて、住所プロパティに入れてください。その後、その住所の緯度と経度をそれぞれの数値プロパティに入れてください。その緯度・軽度の情報を元に場所プロパティを設定してください。

結果は以下のようになりました。

結局、荒川キャンパスの場所は前回と同様に入れられませんでした。この住所でやってほしいと言いましたが、結局正確な緯度・経度を信頼して引用できる情報源を特定できなかったとのことでした。

シンプルな方が簡単?

実は、Notion 座談会の中では「名前の施設を場所プロパティに登録して」と Notion AI にお願いしていました。実は、この結果は今回のものと同じになりました。わざわざ住所や緯度・軽度のプロパティを用意する必要もなかったので、こちらの方が便利かもしれませんね。荒川キャンパスの場所が入らなかったのも同じだったので、特に緯度・経度がなかったからというわけではなさそうです。プロパティの変更がない分待ち時間も短かったです。