システム設定の覚え書き(1)

また,システムを設定することもあると思うので,インストールメモを見ながらまとめてみます.

rvm による Ruby 1.9.2 のインストール(参考)

Mac OS X のようにシステムにすでに 1.8.7 などがインストールされていることもある.そこで,rvm を使ってホームの下に 1.9.2 を入れてしまう.

# システムの ruby に rvm をインストール
sudo gem install rvm
# .rvm の下に環境を設定
bash < <(curl -s https://rvm.beginrescueend.com/install/rvm)
# 1.9.2 をインストール
rvm install 1.9.2
# 1.9.2 をデフォルトに設定
rvm use --default

bundler と gems のインストール(参考)

  • rvm でインストールした ruby に bundler をインストールする.
#自分のホームなので sudo は必要ない.
gem install bundler
#作成するシステム名(ここでは hogehoge とする)のディレクトリを作り,移動する
mkdir hogehoge; cd hogehoge
  • hogehoge 内に Gemfile を記述する.
source 'http://rubygems.org'

gem 'rails', '3.0.5'

# PostgreSQL のドライバ
gem 'pg'
# erb でなく haml を使用する
gem 'haml'
gem 'haml-rails'
# ページング.version により書き出される view が変わってしまうので固定
gem 'kaminari', '0.10.4'
# jquery
gem 'jquery-rails'
# テスト用のサーバ
gem 'mongrel', '>=1.2.0pre2'
# 認証関係
gem 'devise', '1.1.2'
# devise で LDAP を使うため
gem 'devise_ldap_authenticatable'
gem 'hpricot'
gem 'ruby_parser'

group :development, :test do
# rake は 0.9 系列だとうまく動作しないため,version 固定
  gem 'rake', '0.8.7'
# TDD ではなく BDD でテストを記載
  gem 'rspec-rails', '>=2.0.0.beta.22'
# N+1 問題を簡単に発見するため (最近使っていない)
  gem 'bullet'
# autotest
  gem 'ZenTest'
# screen のステータスバーに test 結果を表示.最近は別画面を利用しているため使っていない
  gem 'autotest-screen'
# ブラックボックステストのための BDD
  gem 'cucumber'
  gem 'webrat'
# ER ダイアグラムをモデルから自動記述してくれる
  gem 'rails-erd'
# 実装がもれなくテストされているか(C0 カバレッジ)を調べる
  gem 'rcov'
# autotest をバックグラウンドで起動し続けておくシステム
  gem 'spork'
# Ruby のコメントからマニュアルを生成するシステム
  gem 'rdoc'
# ファイルの更新を検査しつづけるシステム
  gem 'watchr'
end

group :production do
# Ruby のデプロイシステム
  gem 'passenger'
end
  • vendor/bundle 以下にインストールする
bundle install --path vendor/bundle
  • bundle exec と書くのは面倒なので,.zshrc に be や r というエイリアスを追加.
alias be='bundle exec'
alias r='bundle exec rails'

Gemfile 内のそれぞれの覚え書きについては,後日また書きます.明日は,Rails コマンドの続きから.