はじめに
ゴタゴタしていて、CSV importer のアップデートの紹介を忘れていたので急遽確認します。明日の Notion 座談会のための資料作りでもあります。
Notion のお知らせ
火曜日に CSV importer で新しくデータベースを作成するときに、プロパティが選択できるようになったと報告がありました。これまではそれっぽいプロパティが自動的に選択されていましたが、これを読み込み時に指定できるようになったようです。早速確認してみます。
Some quality-of-life updates for our CVS importer: Choose the property type you want for your CSV columns → visualize your database before import.
— Notion (@NotionHQ) 2025年6月16日
Go to Settings → Import → CSV pic.twitter.com/oG9PusrVgN
CSV の作成
とりあえずテストのためにこんな CSV ファイルを記述してみました。日付は ISO8601 形式にしています。時刻をそのまま書いたらどうなるのかも試してみます。マルチセレクトとして、複数候補をダブルクオートで閉じたら対応するかも確認してみます。

CSV のインポート
CSV ファイルのインポートは右上の三点マークから実行できます。

ダイアログで左上にある「CSV」を選択します。

開かれたダイアログでファイルを選択とします。

ファイルを選択するとアップロードされます。ここで「CSVヘッダーをマッピングする」を選択します。

中身を解釈して大体いい感じにプロパティの種類が設定されています。日付のところの ISO8601の時刻を記述したものはこの画面では認識されていませんでした。10:30 と書いたものは認識していました。ただ、セレクタ、マルチセレクトの列は単なる Text になってしまっています。

早速セレクタを「Select」に変換してみます。選択できるプロパティの種類もここでわかりますね。また、Don’t import でインポートしない選択ができるのも嬉しいです。

セレクタの部分が Select property に変わったのがわかります。また、横のマルチセレクトの部分も、ダブルクオートで括ったものが一列で取り込まれていることもわかりました。こちらも Multi-select に変更してみます。

最終的に以下のような選択状態になりました。これで 「CSV をインポート」としてみます。

最終的な結果は以下のようになりました。ISO8601 のものもタイムゾーン情報も含めて正しくインポートされています。一方、10:30 としたものは、JST のオフセットが入ってしまい、19:30 になってしまっています。時刻を入れるのであれば ISO8601 形式にするのがよさそうです。

終わりに
これまで、CSV のインポートではインポート後にプロパティの種類を変更することが多かったです。事前に型が設定できると手間が減って便利ですね。