はじめに
Yuka さんの「まいにち Notion Ep.10」を参考にポモドーロトラッカーを使っています。これについては、以前以下のような記事を書きました。
つい先日、Notion がグループ対応になり、このポモドーロ部分がかなりコンパクトにできるようになったので、その対応を記事に残しておきます。
現状把握(ポモドーロトラッカーの振り返り)
現状のポモドーロトラッカーはこんな感じです。表示系は Yuka さんのテンプレートそのままで、自分のデータベースに当てはめただけです。サイクルごとに Board view の並びを入れ替えているだけで、サイクル1の部分にもサイクル2のものが表示されてしまっていることがわかります。
このポモドーロトラッカーの左側には以下のような二つのFiltered database が置かれています。 カレンダー登録により自動生成されたタスクや、APIで生成される繰り返しタスクのうち今日の日付がついたものは、自動的に「未スケジュールのタスク」に振り分けられます。このうちポモで実施しないタスク(振り返りなど)は「非🍅?」のチェックボックスをクリックするだけで、自動的に「ポモ以外の今日のタスク」に移ります。
当時はポモを実施するときには、未スケジュールからポモドーロトラッカーにドラッグ&ドロップしていたのですが、今は Alfred の Workflow で「pn」とするだけで、簡単にポモが設定できるようになっています。この Workflow については、こちらの記事で説明しています。
Workflow は Github で配布していますので、興味があったら使ってみてください。 github.com
グループ対応 (失敗編)
昨日、この記事を書き始めた時には、Board ビューの Group とサブグループでうまく振り分けられると考えていました。このために「サイクル」Formula をこんな感じで作っていました。
これでいけると思ったのですが、実は1ポモドーロでタスクが終わらないときに破綻しました。「🍅」プロパティはマルチセレクトになっていて、複数のポモを設定できるため、文字列で切り分ける技は使えませんでした。ということで昨日はここで挫折しました。
グループ対応 (再構築編)
Yuka さんのトラッカーの形式はドラッグ&ドロップでポモを設定できることが利点でした。私の場合は、Alfred でポモ割り当てをするようになってしまったので、この形式にこだわる必要がありません。そこで、単なるテーブルビューにしてしまい、「🍅」だけでグルーピングすることにしました。
また、グルーピングすることで「🍅」が設定されていないものが自動的に振り分けられることになるため、上に記載した「未スケジュールのタスクと非ポモタスク」の Filtered Database も必要なくなります。
画面イメージはこんな感じになりました。一番上は「No🍅」となっており、ポモドーロが設定されていないタスクが並びます。確認のために、ポモドーロで実施しないタスクには、これまで通り「非🍅?」のチェックをつけられるようにしています。
Alfred やカレンダーからタスクが投入されると、上記の「No🍅」グループに配置されます。macOS の場合には前述の Alfred の pn コマンドで、iPadOS の場合には直接「🍅」プロパティでポモドーロを設定することになります。実際、この記事の執筆タスクは1ポモドーロでは終わらなかったので、「1-1」「1-2」のポモドーロが設定されており、二つのグループに同時に表示されていることがわかります。
グループの設定はこんな感じにしています。Hide empty groups としているので、ポモが設定されていないグループは自動的に非表示になるようになっています。
おわりに
グループを使うことで、ポモドーロトラッカーがスッキリした形になりました。しばらく使ってみて気になるところがあったら少しずつ修正していきたいと思います。しばらくポモ運用をサボっていたので、これを機会にうまく活用していければと考えています。