背景
職場で使用しているシステムのフレームワークが古く再開発が必要となっている。Rails は 3.0.20 と古くさく、Ruby も 1.9.3 で来年の 2 月にはサポートが切れてしまう。運用会社の人とも、次期システムの構築をしないといけないなと話が出ている。
データがかなり蓄積されていること、内部構造にも特に問題がないことから、データベースのテーブル構造には手を入れず、ユーザーインターフェイスを最近のものに作り変えたいと考えている。
主な変更点(予定)
せっかくの機会なので、開発・運用環境も最近のものにシフトする
- Ruby
- 1.9 ベース→ 2.1 ベース
- Rails
- 3.0 ベース → 4.1 ベース
- テストデータ
- fixtures → FactoryGirl
- Rspec
- should matcher → expect matcher
- 受入テスト
- Cucumber → Turnip
- CSS
- 自前作成 → Bootstrap3
- JavaScript
- 基本的に使用しない → できるところは有効利用
- deploy
- 自前シェルスクリプト → Capistrano
- 差分テスト
- ZenTest → Guard
- テスト高速化
- spork → spring(4.1から標準)
- Excel 書き出し
- html → axlsx も追加
- Word 書き出し
- html → pandoc も追加
開発マシンの確保
3年ほど前にセンターで買った i7 のマシンがあるので、これに Xen Server を入れて環境を作ってみる。以下、その記録(備忘録)。
- ubuntu-server をインストール
- ssh のみインストール
- 自分のアカウント作成
- ssh で外部からログインできることを確認
- Mac で ansible-playlist を書き、以下の内容でサーバを一括設定
- サーバのプロキシ設定
- パッケージのインストール
- rbenvで Ruby のインストール
- PostgreSQL の権限設定
今日はここまで。
written by iHatenaSync