はじめに
NotionRubyMapping 解説の第一回目です。NotionRubyMapping は Notion API を Ruby から簡単に利用可能にするライブラリです。中身はかなり Rails に影響を受けています。作ったのは随分前なので、自分自身でも使い方を忘れている部分があるので、思い出しながら解説してみようと思います。Notion API 自体については、拙作の書籍で解説していますので、そちらを参照してもらえればと思います。
Ruby のインストール
NotionRubyMapping を利用するためには Ruby が必要です。Windows の人は Ruby 本家のインストーラからインストールしてください。
Ruby 本家のインストーラ
macOS の人はシステムに入っているものをそのまま使っても大丈夫ですが、かなりバージョンが古いです。Homebrew で rbenv と ruby-build をインストールして最新版をインストールするとよいでしょう。
brew install rbenv ruby-build rbenv install 3.3.0 rbenv global 3.3.0
NotionRubyMapping のインストール
Linux や macOS のシステムに入っている ruby にインストールする場合には、管理者権限が必要となります。この時には sudo をつけてインストールしてください。
sudo gem install notion_ruby_mapping
Windows や上で rbenv でインストールした ruby であれば以下のようにインストールしてください。現在の最新版は 0.8.3 なので、こんな感じでインストールされるはずです。
gem install notion_ruby_mapping Fetching notion_ruby_mapping-0.8.3.gem Successfully installed notion_ruby_mapping-0.8.3 Parsing documentation for notion_ruby_mapping-0.8.3 Installing ri documentation for notion_ruby_mapping-0.8.3 Done installing documentation for notion_ruby_mapping after 0 seconds 1 gem installed
おわりに
今日は最初なので、NotionRubyMapping のインストールまで行いました。明日からは、Notion API のリファレンスを参考にしながら、Ruby から Notion Page をアクセスしてみたいと思います。