2021-w8 : ngspice のインストール (Windows) : BIOS PC のセッティング

はじめに

今回は私以外が担当する授業のソフトウェアのインストールを解説します。

アナログ電子回路I の授業では電子回路の特性計算のために ngspice を利用する。Windows 版は chocolatey で簡単にインストールできるので、それほど大変ではない。

インストール

ngspice のインストール

まず、いつものように choco.config を書き、Start-Process -Verb runas cinst .\choco.configを実行する。

  <package id="ngspice" />

ngspice の動作確認

動作確認自体は macOS 版とほぼ同じです。 vscode で test.cir というファイルを作り、開くと SPICE 機能拡張を入れるように言われます。 設定したら、以下のテキストを保存してください。 このファイルをネットリストと呼びます。 なお、ネットリスト自体の意味はアナログ電子回路で説明してくれるはずです。 興味があったら自分で調べてみて、2年の電気回路の回路図で検算してみてください。

*** test.cir ***
.options hcopydevtype=postscript
* 電圧源を接点1と接点0(GND)との間に設置(電圧は可変)
Vs 1 0
* 電流計を接点1と接点2との間に設置(電圧0にすると電流計になる)
Vi 1 2 0
* 2[Ω]の抵抗を接点2と接点0(GND)との間に設置
R1 2 0 2
* 電圧源の電圧を 0[V] から 8[V] まで 0.1[V] 単位で可変
.dc Vs 0 8 0.1
.probe
.end

ファイルが書けたら、vscode のターミナルからngspice test.cir とします。 Windows 版は専用の Windows が開きます。 その後、プロンプトが表示されたら「run」とタイプします。

f:id:hkob:20210421230752p:plain
ngspice の画面

実行すると 81個のデータが計算できたと表示されます。 その後、以下のコマンドでグラフを描画してみます。

plot i(Vi) xlabel 'E[V]' ylabel 'i[A]'

結果として画面上に以下のようなグラフが描画されます。 電圧可変時の電流値が計算できており、オームの法則が確認できました。

f:id:hkob:20200421145527p:plain
オームの法則

なお、ngspice はquitコマンドで終了できます。


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